文字数のむこうの日録

140文字で書ききれなかったこととか

退職にまつわる備忘録

退職願(あるいは退職届)の提出

 「願」が受理されるのがいいが、万一拒否されたら「届」を出そうと決意して経営側との話に臨んだが、状況的に先方が覚悟していたのか「願」の受理で片がついた。とはいえ退職の意思を明確に示すため話し合いにおいて口頭で「退職します」とはっきり言明したので、これが「届」ということにもなってはいる(民法の規定に「書面で」という決まりはない)。

 なお会社の就業規則に「3か月前までに」という規定があったので仁義として従ったが、もしも退職が受け入れられない場合や退職日をずるずる引き伸ばされた場合などどう対応するか・どういった判例があるかは充分に調べておいた。結果としてそれらが「役に立つ」ことにならなくてよかったわけだが。

有給休暇の消化

 退職日を8月20日としたのは月の「締め日」が毎月20日であるので経理処理の都合も良かろうとのことで、その日から逆算してほとんど使えずに毎年貯まる一方だった有給休暇を全て消化した。

さまざまな手続き

  • 退職金…会社が中小企業退職金共済(中退共)に加入していたので会社で発行してもらった請求書に必要書類を添付して中退共へ送付。支給までには1か月程度かかるとのこと。
  • 健康保険…国民健康保険に加入するかこれまで加入していた保険(協会けんぽ)に「任意継続」という手続きで引き続き加入するかだが、後者の方が保険料が安くなる計算になったので迷わず後者。ただし任意継続は2年が限度なのでその間に再就職した事業所の社会保険に加入するでもなければ2年後国民健康保険に加入する必要がある。会社が発行する健康保険資格喪失証明書を資格取得申出書(ダウンロード可)に添えて協会に提出。(※保険証は変わるので旧保険証は会社に返却)
  • 年金…厚生年金を離脱し国民年金への加入については役場の窓口で。
  • 雇用保険…会社が発行する離職票に必要書類を添えてハローワークへ。
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