文字数のむこうの日録

140文字で書ききれなかったこととか

Fujifilm X-T5

 

(前)X-T5 (後)X-T4

 自分の使っているカメラに後継機が誕生したとあれば「それは如何なるものか」「何が変わったのか」「新しく搭載された機能は何か」は当然気になるし、WEBサイトなどあちこちを徘徊して情報収集、買い替えや買い増しをするべきかどうか悩むというのはいつものこと。

 で、昨年末にX-T4を(ヤフオクで)売ってX-T5に買い替えたのだが、T5で新しくなったことや追加された機能のうち買い替えを決めた要素と重要視しなかったものがある。それについて書いてみようと思う。(ポジティブ2段階→◎・○、ネガティブ→✕)

◎外寸・重量のダウンサイズ

 …「小型化しました」と聞いても数値的にはミリ単位でしか変わっておらず「眉唾」していたのだが、実際に手にとって見ると確かに(T4比で)僅かであれ小さく軽く感じる。無碍に「小さく軽くしろ」という訳ではないが、それでも機能を減じずダウンサイズしてくれるならそれに越したことはない。

◎背面ディスプレイのバリアングル→チルト化

 …バリアングルはレンズが捉える「向き」とディスプレイの「軸」が大きくずれるので、ファインダーを使わずディスプレイを見て撮影する場合、こと静止画ではとてもやりづらかった。T3→T4でバリアングルになったのが元に戻ったということだが要望の声が大きかったのだろうか。

◎背面コマンドダイヤルの形状改良

 …T4のそれは出っ張りが小さく回すのが固かったので非常に回しにくく、特にサムレストを装着するとより動きに制約が加わり結局使用を諦めたことがある。お肌の潤いが失われつつあるお年頃には辛いのよ。

◎とある部分のデザイン

 …後述

○フィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ」追加

 …表現のバリエーションを増やすという意味では歓迎しない手はない。

○被写体検出AF

 …AFの確実性が高まるなら無論歓迎。

✕4000万画素

 …画素数については2400万でも充分だったのでむしろ高画素化の弊害を心配していた。しかしレビュー等が「案ずるに及ばず」というものばかりだったので不安要素ではなくなった。データ容量の増大については致し方ないがかと。(NASの容量がピンチ)

ピクセルシフトマルチショット(160M相当)

 …そこまでのものを要求される場所がない、としか。

✕HEIF対応

 …実際どうなんでしょ?カメラ内でJPEG変換できるのでいっそHEIF記録にして容量節約と思わないこともないけど。

✕動画機能の諸々

 …これで動画撮ることが殆ど無いので従前(T4)準拠の機能でも個人的には問題がない。

 

 そして。

X-T4の「とある部分」

 上記「とある部分」とはコレ。この下に垂れた部分の処理がなんとも言えず格好悪く感じていた。T3からT4にスイッチしたときも、デカくなって更に格好悪い部分もあるのに何故と問われれば手ぶれ補正機能の搭載ただその1点だったのでそこらへんが解消されるのなら尚更、という訳。

 日々手にする趣味の道具だからこそ、細かい部分であれ「なんか違うなぁ」を抱えたままだと気持ちよくはないし、そりゃそこに解法を見出してくれるものが現れればこうもなりますわね(言い訳)。

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